いつかきっとがもう間近

現のこと、夢のこと、

「スポンサーリンク」

表彰されること考

今週のお題「表彰状」

個人的には表彰されるような能力は皆無です。ただ、相対的に絵がたまたま上手にかけていたら入賞とか、標語がたまたま審査員の気に入るものになっていたら表彰だとかはありますが……。

 

でも、表彰はいいものだとも限りません。何故なら、高校も3学年後半になり1日も休まずに学校に通っていた男の子がいました。ある冬の日、なんの前触れもなく「体調が悪く」なりました。

 

「母さん、ちょっと具合が悪いから、今日は休む」

 

どんなに体調が悪くてもインフルエンザや名のある病気でない限りは学校に行っていた男の子が欠席しました。母親は「大丈夫なの?熱はあるの?」と男の子の寝ている部屋にノックして入り、額に手をあてました。

 

母親は、男の子がまだ幼い頃によく熱を出していたことを思い出していました。どうしよう、風邪をひいたのか、それともお腹が痛いのか、今日は仕事を休もうか、など頭の中で考えながら。

 

「きっと、疲れたのね、学校に電話しておくから今日はゆっくり寝ていればいいわ」

 

男の子の額に手を当ててから、熱がないのに安心して母親は仕事に行きました。実は母親は男の子が近いうちに学校を休むことを予感していました。男の子の通っていた高校は、高校3年間に1度も欠席しなかった生徒を『皆勤賞』として全校生徒の前で表彰してくれるのです。

 

目立つことを嫌う子は、いるのです。出席するだけで、表彰されることに耐えられない子どももいるのです。表彰は、本人が表彰されて誇らしくなることに意義があるように思います。表彰を避けるとか拒む場合は、何の意義もないでしょう。

プライバシーポリシー 「スポンサーリンク」