血縁に、すっごい美人がいる。年がなんこか上なので、昔から
「おねえさん」と呼んでいた。しかも、とても優しい人なのだ。
憧れのおねえさんなのだ。
きっと私は劣性の遺伝を受け継いだのだと
ガッカリしながら、まあ、仕方がないかと長年過ごしてきた。
ところが、昨日、ひょんなとこから、私の中におねえさんとの繋がりが見えた。
それは、1か月前に撮られた旅行写真。
ツアーの団体の中に紛れ込んでいる私の写真。
え、おねえさん? と思うほど、似ているのだ。
やっぱり、血縁関係なんだ!と嬉しくなった。
でも、今日、鏡をみたら、やっぱり全然違う。
残念だなぁ。残念な話だなあ。残念な私だなぁ。
あえて言ってしまおう。
美人は賢くて優しい。
これは、鶏が先か卵が先かの話になるけど。
もちろん、美人でない人も賢くて優しい人はゴマンといる。
そして、美人でない人は愚かで冷たい人もゴマンといるが、
美人で愚かで冷たい人は、絶対数が少ないような、そんな気がする。