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遊んだらちゃんと後片付けしなさいねと、口うるさく言っていた覚えがあります。ほらほら、そこにまだ積み木が隠れているわよ。そう、こっちも、そっちも。
その後片付けが、年齢とともに下手になってきました。料理をちゃちゃっと作って、ちゃちゃっと片付けて、洗濯物を取り込んだらサッサと畳んで引き出しに入れるなんてことも、一度にできなくなりました。これは、何故なんだろう?と考えていて、あ、なるほどね!と思い当たりました。
することが、多すぎるのです。1日という枠の中に、しなければいけないこと、しなくてもいいのにしてしまうこと、したいことが、そこあそこに散りばめられていて、それを全て同時進行してしまっているので、時々、日常生活が物理的に崩壊してしまいます。
そろそろ後始末をしようと思います。後片付けは子どもでもできるけれど、後始末は大人にしかできません。後片付けは、時間割があるから必要な行為です。次の予定に支障が出るので、今しているものを一時中断するために、後片付けをするのです。
後始末は、その行為そのものを無に帰すことなので、もう次がありません。なんて、考えていても、すぐに忘れてしまうのですが。昨日は、1日の後半に、ピアノがいつまでたっても上達しないので、インターネットで調べていました。どうすれば、迷わずに弾けるようになるか?
12音で4オクターブ、スケールを弾く練習をすればいいようです。昔、そんなことを聞いて練習したことはありました。でも、弾くのが難しくてすぐにやめました。ああ、そこか、私に不足しているものは!と、1日に1度はそれをしようと決めたのです。が、時間がかかるし、頭は疲れるしで、これも後始末候補にすぐあがるかもしれません。