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ネットの力と机上の空論

いえいえ、悪口をいう気は毛頭ありませんよ。告げ口もいたしません。ただ、その違いに驚いてしまいまして、これはやはりネットの力が現実よりも勝ってしまった結果なのだと思い至りました。

 

そうそう、ネットで予約したのは居酒屋でした。とても素敵な外観で、繁盛している雰囲気の写真でした。お店の名前も、私好みで気に入りました。前日予約なんて無理かしら? 週末の夜だし、繁盛店なら満員御礼のはずね……と思いながら空席がないか探していました。

 

あらあら、5時半では空きは「0」、6時なら「残り2」組という文字が見えました。よかった、ラッキーだわ!と喜んで、即決でネット予約を完了しました。ネットって、本当に便利ですよね。頭の中だけで、物事が進むのですから。

 

それでどうなったかといいますと、もちろん、時間通りに行きました。きっちり、6時に行きました。実は早めに着いてしまったので、近くのホテルラウンジで時間つぶしをしてから行きました。

 

もちろん、お店は開いていました。外観は写真通りです。でも、中を除いてもお客さんで賑わっているようにはありません。というか、人の気配がありません。100足は軽く収納できる靴入れに、2足の靴しか並んでいません。

 

「スミマセン、予約しているものですが」と、連れが声をかけました。数秒、間が空いたのち、なんらかの声が聞こえ、部屋に案内されました。私は店先から気になっていた臭いは何なのか、着席するまで考えていました。

 

その臭いは、学生時代に住んでいた共同アパートの排水口の臭いと同じものだと、腑に落ちたときは、クイズが当たったときに似た安堵の感情がわきました。鼻はバカですから、すぐに馴れます、忘れます。

 

広い店内の中、先客は二人連れのカップル1組だけでした。あきらかに、変です。何故なら、ネットで予約が取れなかったほどなのに、先客は1組だけなんて。お店の人が注文を聞きに来てくれました。はじめに飲み物を注文して、「おすすめはありますか?」と訊ねました。

 

少し、首をかしげた感じで即答がなかったので、気を利かして目の前に書かれた黒板を見ながら、ピックアップして注文していきました。はい。そうなんです。もう、おわかりですよね。

 

ネットの力は、素晴らしいですね。とても美味しいものを出してくれそうな店構えだったのです。飲み放題のコース料理にしようかと悩んだのですが、結局、飲んで元が取れるのは私だけかも知れないので、席だけを予約していました。

 

食材そのものは、悪くありません。それをどのように調理するか、どのようにしたら客を満足させる料理を出せるかという観点が欠けている珍しいお店でした。1つのこんな経験くらいで、ネットはやっぱり信用できないとは思いません。だけど、こんなケースもあるんだなって、とても勉強になりました。

 

それに、そのお店が悪いわけでもないのですよね。ネットでお店が取り上げられているのだから、きっといいお店に違いないと、勝手に想像を膨らませた私のアテがはずれただけなのですから。サイト運営会社のせいでもないのですよね。キレイにお店を紹介できて、そこから客引きができたのですから、むしろ成功しています。

 

やはり、何もかも、自己責任というものですね。はい。お粗末さまでした。

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