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『ときめき』を感じる、について

チコちゃんに叱られる』という、5歳児設定のちょっと恐い女の子キャラクターと岡村隆史さんの、オモシロ教養クイズ番組がある。たまたまテレビをつけていたら、可愛げのカケラもない女の子のチコちゃんが、烈火のごとく、大人に「ボーッとして生きてんじゃねえよ!」と怒っていた。

 

チコちゃんは、本当に可愛くない。岡村さんや他のゲストの人が、可愛く見えてくるから不思議だ。それでも何度か見ているうちに、賢いチコちゃんに慣れてしまった。

 

唐突なチコちゃんの疑問がクイズとなって、回答者との対話の中でチコちゃんがそれとなく間違った答えに誘導していく。そして回答者が間違えた答えを口にした途端、「ボーッとして生きてんじゃねえよ!」と顔がバルーンのように大きくなり、赤鬼のような恐ろしい形相になるのだ。

 

でも、内容は興味深いものばかりだ。今回は、「どうして大人になったら時間の流れが早く感じるの?」だった。本当にね、昔は気が遠くなるほど、時間は無限にあった。早く大人になりたいな、いつなれるのかな、と長い長い間、思っていた。

 

番組では、大人と子どもに対して「去年はどんな1年でしたか?」「昨日は何をしていましたか?」とアンケートして、その返事から答えを導き出していた。大人はたいてい、「何をしていたか覚えてない」「何もしていない」なのだが、子どもは断片的だがたくさんの細かな記憶を口にすることができた。

 

何故ならば、子どもが過ごす時間は「ときめき」を感じることが多いからだそうだ。大人になると、驚きや興味、好奇心が少なくなって、「ときめき」を感じなくなるので何も記憶には残らない。故に、時間があっという間に経ってしまうらしい。

 

そういえば、かつて流行っていた『断捨離』も、「ときめき」を重要視していた。ときめいたものだけを残して、後は捨てたり上げたり売ったりしていた。そういえば、民放のドラマ『サバイバルウェディング』では逆に、主人公が元彼を忘れるために「ときめき」感じるものを捨てていたが。

 

要するに、「ときめき」というものは大事なものらしい。「ときめき」とは、期待や喜びで胸躍ることだ。だが、すぐに状況に順応してしまう大人たちには、難しい問題だろう。もはや、期待することもあきらめた大人たちは、奇跡を信じることに「ときめき」を感じてみるのはどうだろう。

 

チコちゃん番組の解決法としては、子どもと一緒に遊んだり出かけてみてはどうか?と提案していた。趣味をつくるのもいいだろう。いつもとは違う行動をとってみるのも、いいだろう。でも、ここで、ふと疑問が浮かぶ。「ときめき」を感じないと駄目なのか? あっという間に1年が過ぎたら、ダメなのか?

 

大丈夫。老人になれば、また長い長い時間がやってくる。あっという間に時間が経つのも、一生懸命、生きている証拠。長い長い時間も、一生懸命、生きている証拠。だから、今、あるがままでいいと思った。

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