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『バイバイ、ブラックバード』読了

読みかけのまま放っておいた『バイバイ、ブラックバード』をなんとか読了した。読み進むうちに、読み始めのストーリーを少しずつ思い出し、登場人物にも少しずつ親しみを抱き始めて、もう少し星野一彦と繭美のやりとりを感じていたいと思った頃、小説が終わってしまった。

 

繭美に関しては、曰くのありそうな小箱に入った耳かきと、黒く塗りつぶされた部分が多い辞書について知りたかった。星野一彦が何故〈あのバス〉に乗らなくてはならないのか、〈あのバス〉に乗ったら、どうなるのかも知りたかった。

 

でも、最後の最後で繭美が、バイクを押しながら歩いている学生を押し倒し、彼のリュックから辞書を奪い取って、「救う」を見つけようともがいているところは面白かった。

 

もしかすると、結局は道徳的な良いお話なのか? 唐突に太宰治氏の『走れ、メロス』が頭に浮かんだ。同じニオイがする。

 

だが、女に起きた問題を解決しようと奔走するところがとても面白かった。ああ、そうなのか、同じ構造なのか。最後だけは星野一彦に起きた問題を繭美が解決しようと奔走しているから面白いのか。

 

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