いつかきっとがもう間近

ありのままの生活と夢の中

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カラスの茶目っ気

このところ、カラスによく出くわす。あの、黒い鳥の話だ。

 

レースのカーテンに背中を撫でられたくて、何度も出窓に寄っていくカラスが1羽。軽く飛び跳ねるように歩いて、カーテンの裾に背中が当たるようにして戯れていた。もっと、長く見物したかったのだが、信号の待ち時間だったため、断念した。

 

そして家で洗濯物を干しているとき、通りの向こうの名前も知らないお宅の塀に、カラスが1羽。塀の上から裏庭を覗いていた。何をするつもりだろう。興味津津で目を離さずに見ていると、カラスはその裏庭に降りて、こちらからは見えなくなった。

 

きっと何かを見つけて、いたずらをしているのだろう。洗濯物を干し終わっても、じっとカラスが出てくるのを待っていた。しばらくして、ようやくカラスは茶色い長方形のものを咥えて塀に出てきた。

 

カラスは食べ物を漁るとき、嗅覚で探すのではなく、眼で見て探すのだと本で読んだことがある。食べ物の臭いではなく、形や色から食べ物ではないかと予想するのだろう。だから、その茶色い長方形のものは、ただの木板かも知れない。

 

退屈しているのかな。そのうちに、カラスの仲間がカァと鳴いて、呼びに来た。その仲間カラスは、茶目っ気たっぷりに、そのお宅の鬼瓦にとまっていた。仲間の天下をとったような面持ちに、木板のようなものを咥えたカラスは呆れたのか、先に東に飛んでいった。

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