なぜなのだろう。最近、またゲームにハマってしまった。シマッタ、シマッタ!
『人形の眠る家』の文庫本を読了した後に、携帯電話のゲームアプリをポチッと押してしまったのが、いけなかった。
それからというもの、寸暇を惜しんでTetoronをしている。一時はツムツムを極めようとしたその勢いで、Tetoronにいそしんでいる。そして、しくじっては「アー!」と大きなため息をついている。
言い訳がてら、「そうなのよね、読む本がなくなったから、ゲームするしかないじゃない?」と呟いていると、ソファでテレビを見続けている夫がのたまった。
「まだ、本を読んでいる方が、賢そうに見える……」
まぁ、そうかもしれない。
ゲームはどうしてこんなに夢中になれるのだろうか。レベルが上がるにつれ、やり甲斐があるところが面白いのだろうか。それとも、難しくなってクリア出来ないのが悔しいから、惰性で続けてしまうのだろうか。