いつかきっとがもう間近

ありのままの生活と夢の中

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豆、まいてます。

今週のお題「わたしの節分」

初詣におみくじをひくのと同じくらいに、豆まきも年間行事として身についています。鬼は外、福は内。幼少期、その日になると、嬉々として真面目に豆をまいている両親を見て育ちました。

 

本当のところを吐露するとしましたら、内心「恥ずかしい」と思っていました。

 

「大きな声で、豆をまきなさいよ」と、のたまう母親に歯向かうことはできやせず、小さな声で、隣り近所に聞こえぬ程度に「オニハソト、フクハウチ」と、となえていました。

 

今になって思うのですが、「鬼は外、福は内」と願わずにいられないほど、もしかすると、我が家には不幸が居座り、幸福はヨソの家にばかりいると、両親が感じた時代だったのかも知れません。

 

今年の節分は日曜日でした。多忙な日だったので、お手軽に、通りがかりのスーパーマーケットで、2本パックになっていた恵方巻きを買って、食べました。恵方は、今年は東北東でした。

 

昔は恵方巻きは、ありませんでした。けれど、イベント好きというかお祭り好きというか、誰かの陰謀に違いないと思いつつも、便乗して楽しんでいます。

 

「ケイホウマキは、今年は、どの方向をむいて食べるのか?」と、年老いた両親に聞かれて、しばし、沈黙して考えました。この歳になって、聞き覚えのない日常会話は、私の勉強不足か相手の勘違いしかありません。

 

もしかすると「恵方巻」のことなのか?と気づいた瞬間、「東北東よ」と即座に言えた自分に、心の中で惜しみない拍手をしました。わざわざ「えほうまき」と言い直して告げるには、両親は年老いすぎていますから。

 

でも、来年も、もしかすると、同じことを聞かれるかも知れません。その時は、今年、「エホウマキって、言うらしいよ」と言わなかったことを後悔するかも知れません。来年の節分に、小さな目印ができました。さて、どうなることやら。

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