いつかきっとがもう間近

ありのままの生活と夢の中

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今年も卒業シーズン

息子が中学を卒業した時のことは、前に書いたことがある。成長した喜びとともに、親の手を振りほどいて、背を向けていく息子を静かに見守った卒業式の日だった。

 

高校の卒業式は、息子には黙って見に行った。式典が終わり、保護者たちも我が子のいる教室に移動した。顔見知りのお母さんたちにお会いできて、私も臆せずに教室を覗くことができた。

 

何年も家では見たことのない息子のはじけた笑顔に、私は心底、救われたような気がした。家では言葉を失ったように、何を話しかけても反応のなかった息子にも、のびのびと羽を伸ばして笑える場所があったこと、それがとても嬉しかった。

 

それから4年。家を出てから盆と正月の年2回しか、家に顔を出さなかった息子が大学を卒業する。小学校の入学式の時、「これから長い学校生活が始まるのだから」といって夫も出席したことを思い出した。

 

長い子育ても、終わった。長い学校生活の終わりには、父親に見届けてもらおう。それを息子に伝えると、「わかった、ありがとう」と言ったのだ。後は、幸多かれと祈るのみだ。

 

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