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マイナンバーカードの交付

運転免許証を持っている面倒臭がり屋の私は、マイナンバーカードには興味がありません。なくても今のところ、困ったことはありません。

 

しかしながら、年老いた母は「マイナンバーカードを持ちたい」と希望するので、1ヶ月近く前に、手配しました。ハッキリとは覚えていないのですが、役所に寄ったついでに「高齢の母のマイナンバーカードを作りたいのですが……」と窓口のおねえさんに話したように思います。

 

マイナンバーカードは、よほどのご事情がない限り、ご本人に来てもらわなければ、交付できません。例えば、病気で入院されているとかですね」

 

その上、本人でさえ、役所に行けば即時交付! とはならないらしく、通知カードに記載された個人番号などの情報を書いて、写真を同封の上、東京の地方公共情報機構のなんたらかんたら宛に、申請書を送らなければならないそうです。

 

仕方なく、母親から通知カードと証明写真を預かっていたので、すぐに申請書を送りました。

 

母には、「マイナンバーカードの申請を出しているから、そのうちに交付通知ハガキが届くはずよ。それから、自分で役所に取りに行く必要があるみたいよ」と伝えていました。

 

「ええ? まだすることがあるの? 面倒なのねえ」と、何にもしていないはずの母親は、嘆いていました。面倒なのは、私ですが……。

 

それから、1ヶ月。ハガキが届いた翌日、母親のマイナンバーカードの交付に立会いました。

 

早い話、高齢者には意地悪ですね。小さな字で細々と書かれている通知ハガキを拡大鏡で、仔細に読みこなしたとしても、難解な内容です。

 

暗証番号が少なくとも2種類必要というのも、銀行の暗証番号しか作ったことのないタイプの人にとっては、大変な作業なのです。英数字で、しかも英字の大文字と指定されると、ローマ字も記憶の彼方に吹っ飛んでいる母にとっては、煩わしいだけの話でした。

 

久しぶりに役所に訪れた母は、それだけで疲れ果てており、「なんでもいいから、適当に書いてくれる?」と、窓口のおねえさんから渡されたボールペンと暗証番号の控え用紙を私に指さしました。

 

「適当」に長けている私は、すぐさま、母の覚えやすい暗証番号を用紙に書き込み、窓口のおねえさんが席に戻ってくるのを待っていました。

 

しばらくすると、窓口のおねえさんは「それではこちらの画面に、暗証番号を入力してください」と、目の前のパソコン の画面を示されました。もちろん、母には無理難題な話です。

 

きっとそれは、窓口のおねえさんにも、お分かりになっていたはずです。私はすぐに、タッチパネルで、母の暗証番号を入力しました。

 

その後、マイナンバーカードの有効期間などの短い説明を受けてから、無事に母のマイナンバーカードは交付されました。

 

「ダレソレさんも、マイナンバーカードを持っているけれど、ダレソレさんは自分だけで役所に来て、こんな難しいことをしたのかしら」「そんなはずは、ないわよね」「こんな面倒なこと、よくできるわよね。役所の人はみんな、頭いいのね」などなど。

 

すっかり自信をなくした母は、しばらく、そんなこんなことを独りごちていました。

 

マイナンバーカードの取得率は低い、とよく聞きます。必要がないと感じる私はともかく、その理由は、申請・交付手続きの難解さが、取得を阻んでいるように思います。

 

それはともかく、いくら本人がマイナンバーカードの交付を受けに行ったとしても、私のように、同伴者が勝手に暗証番号を設定できるようでは、杜撰すぎるような気がしますが、気のせいなのでしょうか。

 

 

 

 

 

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