いつかきっとがもう間近

ありのままの生活と夢の中

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買いあさる

時折り、客観的になる瞬間があります。日頃ケチな人間は、年に一度も訪れもしないお店が閉店になると聞くやいなや、足繁く通いだします。「なんて浅ましい私でしょう」

 

近所のお店が閉店セールを始めたと、知人から聞き知りました。とりあえず物見遊山に出かけました。長年、買い渋っていた品物がそのお店にあることを知っていましたから。

 

それは、「まだ補修すれば使えるわ」という貧乏性25%、「買い換えるにしても、古いものは大型ゴミになるから面倒くさい」という怠け癖が25%、残りの50%は「どこよりも良品を安く買いたいけど、買えないから買わない」というただのケチな性分のせいで、かれこれ数年間、ゴチャゴチャと頭の中で考えていたものでした。

 

とりあえず店内をブラブラしながら、売れ筋の洗剤やヘアシャンプーは、さすがに全部売れてしまっているわ、必要ないけれど汗ふきシートでも買っておこうかな、などと思いながら歩き回りました。

 

そしてついに、ゴミバケツを見つけました。そう、これがターゲットでした。屋外用ゴミバケツ、ダストボックス、ペールなど、いろいろに呼ばれているものです。

 

45リットルの角形のゴミバケツを3つ、買う予定でした。値段はまったく気になりません。閉店セールというだけで、得をした気分になっているのですから、実際の金額は関係ないのです。

 

それなのに、なんと種類の多いこと。同じ容量のゴミバケツでも、形や色、蓋の開け閉めの方法、材質などなど、微妙に違うのですよ、これが。ゴミバケツごときに、店内でうじうじと悩みたくないので、エイヤとばかりにオーソドックスな物を3個、ショッピングカートに載せました。

 

それを引き金に、あれやこれやと必要なもの、必要でないのを買いあさり、ここ数日で何度もお店に通いました。ナントモ、アサマシイ……。

 

閉店セールもあっけなく終わり、また日常が戻ってきました。古いゴミバケツ3つは、ゴミ処理場に自ら搬入するしかなさそうです。

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