さっき『両方になる』を読了しました。わけがわからない、と考えることを何度も放棄しかけましたが、最後の頁までたどり着きました。
随所に魅力的な言い回しがありました。至るところに、謎めいた言葉遊びありました。韻をふむ言い回しに、訳者の方は読者のために、随分苦心されたことだろうと思いました。
ギリシア神話にも興味をもちました。ミノタウロスについて、調べたりもしました。たくさんの事象や概念や言葉達を凝結した小説でした。
感想は、面白い、面白くない、その両方でした。
もう一度、いつか読み直すかもしれません。