いつかきっとがもう間近

ありのままの生活と夢の中

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猫の思い出

今週のお題「ねこ」

子どもの頃、犬より猫が好きでした。その理由は簡単です。犬は点と点を結んだように、直進してきます。それが恐怖でした。

 

昔は外飼いの犬がほとんどでした。ぼんやりと道を歩いていると、突然、目と鼻の距離で鎖がチャランと音をたてて、首輪と後ろ足2本で立ち上がった犬に吠えたてられ寿命が何年、縮んだことでしょう。

 

なので、猫を飼いました。猫はわたしを威嚇することなく、なめらかな曲線を描いてやってきました。お姉さん座りをしていたわたしの膝頭に、ヒゲが当たるか当たらないかという微妙な間をとって頬から首、そして胴体、しっぽの順で、柔らかな毛を自ら撫で付けるように擦り寄ってきていました。

 

その優雅な動きは、その猫特有の知能の高さではないかと慮りました。その猫とは死に別れましたが、何重にも隠した嘘をたちまち見透かすような聡明な瞳の輝きを今も忘れてはいません。

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