昨日『MOTHER』、今日は『劇場』と映画を観て、朝夕に数ページずつ『マリアビートル』を読みすすめているせいかも知れません。
苦手な人を刺激しないように言葉を選んで、話の継ぎ目の間を飲み込んでしまう自分のくだらなさが嫌になりました。
口から飛び出る自然な感情をひとまず抑え込んで、苦手な人が憤らないように細心の注意を払うのも疲れました。
それでも空気と調和しながら生きていかなくてはなりません。さて、どうしましょう。
それにしても、『Mother』の予告はポイントを突きすぎていて、映画のクライマックスを平らな山にしていたような気がします。映画を観る動機になったのは、その予告ですから、制作側の思うツボなのでしょうか。
『劇場』は、iPodの小さな画面で観ましたが、感情の変化が丁寧に映像化されていて、本を読んでいるかのようにイメージで感動できました。
『マリアビートル』は、伊坂幸太郎さんの言葉や知識の守備範囲の広さに感服しながら、楽しみながら読んでいます。読了はあと1ヶ月はかかりそうです。